道具の進化について

私自身【道具の進化】の恩恵を受けているのは明白な事実です。

ゴルフを始めた頃「ドライバーは曲がって当たり前、曲げて打てて一人前。」
諸先輩方にそう言われ、練習に励んだものです。
「トラック一杯分の球を打ちゃ ”シングル” になれるだろうよ!」と、
無責任な指導をしてくれていたことを、懐かしく思い出します。

当時は本当によく曲がりました、自分でも驚くほど曲がっていました。
20年が過ぎた今、曲がるほどのパワーは何処へやら・・(寂しいです・・!)。

ゴルフを始めて21年が過ぎた今、肉体はしっかりと衰えているのだが
私自身の飛距離は10年前と変わっていないのは何故なのか・・・?
50代・60代の皆さんもそう思っていらっしゃる方が多いはずです。

最近のゴルフクラブと言えば、
ドライバーはチタンヘッドで、460ccは当たり前の時代。
さらにはカーボン素材とチタンとの複合ヘッドも常識の時代です。
シャフト長も45インチ〜46インチ。
総重量は300gを切り始めている。 それ程に軽くなっています。

この20年間の、ヘッド素材・シャフト・ボール・グリップ、の進化は
目覚ましいものがあります。
20年前のドライバーと言えば【パーシモンヘッド】でした。
最近は、なかなか目にすることはありませんが、重く、小さく、短く、
思い通りに振ることがとても難しいクラブでした。

その頃、尾崎将司プロがメタルヘッドを日本に持ち込んでからは、
ゴルフ界に【革命】が起こりました!
やがてその素材はチタンに代わり、更にチタンが進化しています。

同じようにシャフトもスチールからカーボンへと・・・
そのカーボンシャフトも驚くほどの進化の歩を進めて来ました。
(昔のカーボンはよく折れていましたね・・)
ボールもそうです。 グリップもそうです。

【飛ばしたい】という果てしない欲求が、クラブを、シャフトを、
ボールを、グリップを・・・【道具の進化】をさせているのです。 
これからも更に!

さて私は、と言えば・・今後、体を鍛える気力も無く、時間もない・・・
今まで同様、【道具の進化】に頼り切って飛距離を保つとしますか!
(これからは衰えるスピードの方が速いかも・・ははは・・。)

    「道具の進化について」 完。


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