シニアパブ選・予選競技の朝

予選競技を振り返ってみます。
朝、高速道路を走り会場のゴルフ場に向かう車中からは、すでに入道雲が広がっていました。
見える木々はまったく揺れておらず、今日1日の猛暑を予想させるものでした。

会場コースに着き、車から降りた瞬間に蒸し暑さが体を包みます。
「体力勝負になりそうだな、足りるかな・・」と、思わず持ってきたスポーツドリンクに目を
やりました。 手続きを済ませ、充分に身体をほぐし、練習グリーンへ。

1年振りの競技コースです。今回は練習ラウンドも出来ず、例年より肩に抱えた不安は大きく、
慎重にスタートしたいと考えていました。 

私は競技の朝、ドライビングレンジでボールを打つことをしません。 
レンジでは意気込みの気持ちが強く出てしまい、身体の動きと気持ちがチグハグになることが
多く、スタート直後に慌てた経験がずいぶんありましたから。

今は汗が出るほど身体をほぐし、関節をなめらかにし、スタートホールから身体を思い通りに
動かせるようにすることに時間を使っています。

そして練習グリーンではゆっくり時間をかけます。
1年振りのグリーンで、感覚を思い出すようにゆっくり大きくストロークしました。 
その転がりを目で追う。 「20ヤードの感覚」「15ヤード・10ヤードの感覚」と、距離感を
合わせます。 次にティーを1本立て、1ヤードから始めて10ヤードまで練習します。
この時ティーに当てないようにストロークし、ティーを 50センチオーバーできるような距離感
を身体に覚え込ませていきす。

4~5球打っては遠くの風景を眺め気持ちを落ち着かせ、また打つ・・その繰り返しをします。
大きく息を吸いながら脳みそに酸素を送り込むように、ゆっくり練習グリーンで遊びます。

8時7分、1番ホール。 
ティーインググラウンド脇のテントで競技説明を受け、スコアカードを受け取る。 
無風、すでに日差しが強く、蝉がせわしなく鳴いています。
5分間の待ち時間の間に、持参していた小さめの「おにぎり」をほおばり、水分補給完了。

8時14分、さぁ、スタートです! !


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