競技1日目の朝

選手受付をすませ、2階にソファーを見つけました。 そこで本格的に体をほぐす・・・。 
汗ばむほどの時間が過ぎても思ったほど体がほぐれてくれません・・・やはり片道450キロ、9時間は、シニアの体にはきつかったのかな? 
それでも40分間しっかりほぐし、練習グリーンへ。 20分程のパター練習でグリーンのフィーリングを掴んでスタートです。

私の朝一のショットは、必ず少し右へプッシュ気味に出て行きます。
いつものことですから、想定内の範囲でアドレスをとりフルスイングしました。

軽い右ドッグレッグホールで、右に出るとボールの行方は見えません。 
左サイドにマーシャルさんが居ると言うことは、そのあたりが平均的な落ちどころ・・・。

いつも通り右に出たボールにさほど心配せず、左サイドに居るマーシャルさんを見ると白旗を
振っています。 「よしっ、いつも通りのスタートだっ!」
行ってみるとボールは右ラフに2ヤードほど入っている、グリーン方向には数本の大きな松の木がブラインドになっている。 隙間からグリーン方向とピン位置を確認し、7番ウッドで打つ。
ピンそばに落ちたように見えたボールは、少し転がってフッと消えたのです。

やはり奥のラフに30センチほど入っていました。 
見た目に剛毛のような芝は長い刈り高いです、しかも逆目の中に沈んでいるボール・・・。
ピンまでは7ヤード・・・ピンが近いがゆえ強く振れず出ません、たった30センチなのに・・・仕方なく出すことだけをして・・・2パット。いきなりの ”ダボ発進” でした。

後悔している自分に魔の手が伸びていることに気がつく筈がありません。
ここからが悪夢の始まりでした・・・・・・・。


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