当時の思い出 (練習場編)

ゴルフにはまって間もない頃の事です。
初ラウンドは《160 》ぐらい叩きました。
2回目のラウンドでは《130 》ぐらいだったと思います。
3回目は《120 》ぐらい、4回目は《110 》ぐらいでした。
その後は、あっと言う間に100切り寸前までスコアを上げたのですが、
どうしても100を切ることが出来ませんでした。

私は子供の頃から運動神経と腕力は、ずば抜けた物を持っていました。

当然、私の運動能力ならば『すぐ80台が出るさ!』と、考えていましたが・・・
80台なんて遠い数字・・・。
「抜群の運動能力なら100切りなんかすぐだろうに!」と、仰るのはごもっとも。
実際、ある程度のレベルまでは短期間の内に覚えるのですが、
ゴルフの難しさはボールが曲がることなんです!
特に腕力が強かった私の曲がり方は尋常ではありませんでした。

【当時の練習場での事です】
右から10番目の打席でドライバーを打っていて、必ず右サイドのネットに
「バシャッ!」と、当たるので飛距離が解らず、20番打席に移動。
それでも180Y先の正面ネットに1発も当たらず、右サイドのネットに当たる・・・!

近くにいたオジサン達から「お兄ちゃん、良く曲がるなあ!」と、
からかわれたものです。
腹が立ち、フロントに行き
「30番・・・いや、一番奥の36番に換えてください!」と。
「お兄ちゃん左利きかい?」
「へっ・・・?」
「36番打席は左打席になっておりますので、35番でよろしいですね。」と、
笑いながら言われました。

ところが35番打席から打っても右サイドのネットにブチ当たるのです!
自分自身ショックでした。
左端から打って正面ネットに当てられない・・・。
回りのオジサン達は
「凄いねぇお兄ちゃん、俺はこの練習場に長い間来てるが、お兄ちゃんみたいなの
 初めてみたよ、パワーあるねえ!」

嬉しいやら、悲しいやら・・・。
レッスン書を片手に悩みまくった毎日でした。

      「当時の思い出(練習場編)」 完。


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