100切り達成

田原プロに教わり始めて2ヶ月後の事です。
よく晴れた日の河川敷コースでした。
友人と2人のラウンドはとても楽しく、まあまあ思い通りのスイングが出来ていました。
田原プロに教わった事を思い出しながら、
《切り返し以後、左脇を締めて振り抜く!》
まるで念仏の様にブツブツと唱えながらのラウンドでした。

するとウソのような見事な球が打ち出されて行くのです。
何度も何度も見事な球が・・・自分でも信じられないくらいでした。
午前ハーフが終わってみると 【48】。 何となくいい感じ! 

この調子で後半も行ってみよう!
《切り返し以後、左脇を締めてダウンスイング、
 左脇を締めた感覚でフォロー、フィニッシュへ!》
気持ちの良いスイングが出来、気持ちの良いボールが打ち出される。
気が付くと後半も 【48】! ! トータル 【96】 ではないですかぁ ! !

今まで10ヶ月間かかっても出来なかった 【100切り】が、こんなに簡単に! !
プロに言われた1箇所のポイントだけを気にしながら振っただけの事なのに。

嬉しくなって「もうハーフ回ろうよ」と、友人を半ば強引に誘いプレー続行。
1箇所だけに意識を持ち《左脇を締めて最後まで振り抜く!》
上がってみると 【48】! !  ウソのようでした 【48】【48】【48】! !

クラブハウスに戻り、かなり興奮気味に田原プロに電話をしたのを今でも覚えています。
(当時はまだ携帯電話が無かった時代です、ハウス内の公衆電話でした。)
その時のプロの言葉です。
『うんうん、あっそう、良かったね、でもそんなことで喜んでちゃ駄目だよ、
 これからどんどん上手くなるんだから!』と、にこやかにとても優しいお言葉でした。

それからの私の快進撃は、回りの人達も目を丸くして驚いていましたね。
教わり始めて半年後には【85〜89】のスコアで確実にラウンドしていましたから。
そして1年後には【80〜84】のスコアで安定していました。

私にとってこの1年間での一番大きな変化は、
とんでもないスライサーが、綺麗なドローヒッターに変身していたのです。
自分自身無我夢中で必死だった事もあって「いいドローボールだねぇ」と、
友人に言われるまでその変化に気が付きませんでした。

その日の夜、1年間のスコアカードを見直し、練習メモ帳、ラウンドメモ帳、を
読み直して自分の上達振りにちょっとだけ感心した事を今でも覚えています。

さあっ! ここまで来たら夢の【70台】だぁ〜〜〜っ! !

              【100切り達成 】了。


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